イタリア 教育

イタリアの教育について

今回はイタリアの教育について書いていきたいと思います。 まずイタリアの教育制度というのは、日本とは大きな違いがあります。

日本では、新学期は4月からですが、イタリアでは9月から新学期が始まります。 そして小学校は5年間、中学校は3年間、高校は5年間通います。

日本では小学校6年間、中学校と高校は3年間ですよね。 大きく違うのは、イタリアは高校に5年間通わなくてはいけないということです。

また小学校の入学は6歳を迎える年ですが、早生まれの子供入学の申し込みをすることも出来ますが、入学を1年遅らせて、翌年から入学することも出来るのです。 日本では、翌年入学にすることは出来ません。

早生まれであっても、勉強について行けそうであれば小学校に入学して、まだ早いと感じるのであれば、翌年に入学させると言うように、いつ入学させるかは、その家庭によって違いますし、幼稚園や保育園などの先生に相談しながら判断しているのです。

なので、同じ学年の中に1月生まれの子供から、翌年の4月生まれの子供もいることがあるということです。

そしてイタリアの学校には、クラス替えがないようです。 小学校の5年間や中学校の3年間では、同じクラスメイトと担任の先生とずっと過ごすことになるのです。 良いクラスには入れればいいですが、もし問題のあるクラスに入ってしまったら、この間一緒に過ごさなくてはいけないと考えると苦労してしましますね。

また中学3年生になると、国の卒業試験というのがあるようです。日本では、中学校は何もしなくても卒業することが出来るので、ビックリしました。

イタリアでは、この試験が受からないと中学校を卒業することで出来ないようですし、中学校を留年してしまう子供もいるようです。 日本では、中学を留年することはありえないので驚く人が多いのではないでしょうか。

また高校の5年間では、音楽や美術などの専門コースがある高校で2年+3年になります。 最初の2年間では、一般教養科目を中心に学んで、残りの3年間からは、専門学科に力を入れて学ぶようになっているようです。

またイタリアには、入学式も卒業式もありません。また通知表は子供が取りに行くのではなく、親が毎回取りに行くようです。 日本であれば、終業式の時に子供が学校から持って帰ってくるのが普通だと思います。 親がわざわざ取りに行くのは大変そうですね・・・

これも驚いてしまう点ですが、イタリアでは義務教育の最終年齢が、今までで何度も変わっているのです。 初めは14歳までだったそうですが、それから16歳までに変わり、18歳までにするという案が出たそうですが無くなり、今は15歳までになったようです。

そしてイタリアでは、義務教育の始まりが不明確なんだそうです。 幼稚園に行かないという子はほとんどいないようですが、幼稚園は任意という話や最終の3年目はだけは義務だという話があるようなのです。 今現在のイタリアでは、学年ではなく6歳~15歳までが義務教育と定められているので、小学1年生~高校2年生までとなりますが、早生まれの子供だと幼稚園の最終学年の6竿という子供もいるので、混乱してしまうそうです。

また障害教育についてですが、イタリアは以前は、障害児だけ分けて教育していたようですが、分けて教育するのは間違であるとして、現在では普通学級の中で一緒に指導しているようなのです。なので現在は、特殊教育諸学校や特殊学級もないようです。

そして普通学級で指導する際には、障害の程度によりハンデを点数で表しているのです。 もし目が見えないという子がいる時は、その子に先生が付くなどという工夫をしているのです。 また障害児のいる学級の人数は、上限20人にして教員が1人加配されているのです。 逆に障害児がいない学級の人数は、28人が上限になっているようです。 このように工夫して、障害児は障害児だけで指導するというのを無くしたことは、すごく良いことだと思いました。 もし障害があったとしても、1人の子供には違いありませんし、ただ少しだけ他の子よりも出来ないことがあるだけだと思うので、全ての世界でこのようにできたらいいのかなと思いました。ここは、見習うべき点だと思います。

またイタリアの小学校・中学校では、登校時間が過ぎると、校門を閉じて鍵をかけるのです。そして学校の敷地の周囲は鉄柵や塀で囲まれているので、子供だけではなく教師も自由に出入りすることが出来なくなっているのです。 もし用事があるような場合は、閉じられた校門にあるインターフォンで連絡をして、中に入れてもらわなくてはいけないのです。これは生徒達が学校にいる間は、学校側の責任になるので、形で表しているようです。

日本では、そのようなことはなく、いつでも自由に出入りすることが出来るようになっています。もしも校門を締められたとしても、乗り越えられる程度の高さなので、入ることが出来ると思います。

他にもイタリアの小学校では、登下校の全てを保護者が送り迎えしなくてはいけないようで、中学校では、遠距離の生徒は保護者が送り迎えをしているようです。 近距離であれば、生徒だけで歩き登下校します。 学校を出てからの安全管理は保護者の責任に変わるのです。

授業は基本的に13時半で終わるので、その時間には親が迎えに来ているのです。 イタリアでは小学校・中学校には給食がないので、保護者と一緒に食べているようです。

イタリアの保護者の昼休みは、日本よりも長いので子供を学校に迎えに行った後に、一緒にご飯を食べる時間が十分にあるようです。

一緒に食べることが出来るのは、いいですね。子供1人で食べるのは、子供も寂しいと思うので、一緒に食べれば寂しくありません。

イタリアでは、このような教育をしています。日本と違う所が色々あったことがおわかりいただけたと思います。

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